西松屋チェーン <7545> が22日引け後、8月度の月次速報を発表した。
8月度の既存店売上高は前年同月比で4.9%減。6月の同9.1%増、7月の同0.3%減と比べて大幅に悪化した。客数は同6.6%減、客単価は同1.8%増となっている。
8月度は衣料部門で夏物の販売ピークが過ぎ、また、秋物は猛暑の影響で伸び悩んだ。雑貨部門で紙おむつやおしりふき、大型育児用品ではベビーバギーなどが好調に推移している。
既存店売上高は、第2四半期(6月-8月)では前年同期比1.6%増、今2月期の8月中間期(3月ー8月)では同0.5%増とプラスを保っている。全店売上高では、8月度が同1.0%減、第2四半期は同5.4%増、中間期では同4.0%増となった。
同社の8月中間期の決算発表は10月1日を予定している。西松屋チェーン22日の終値は、2円高の813円。(編集担当:片岡利文)